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Restorme l城

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平面図
平面図
 フォーウィー(Fowey)川に沿って建設された。

 レストーメルは、ケルト(Celt)語で、Ros Tor Moyl もいれもを意味する。
 1086年の土地台帳(Domesday Book)には土地は言及されているが、まだ城は無かった。

 二重の円形の貝型(Shell-Keep)城。ただし学者の中には、円形城(Round-Castle)であり、貝型城ではない、とする説もある。確かに円形(Round)に違いないが、取り囲む城壁の上には胸壁(Parapet)が施されているので、従来の説に従い貝型城とする。
 外庭(Outer-Bailey)の存在は現在では判らなくなっている1193年にはリチャード1世の司法官だったロバートフィッツRobert Fitz)が、所有したと思われる。1264年にシモンモンフォール(Simon de Monfort)が城を占領した記録がある。1270年代にはコンウォール(Cornwall)伯の居城となる。

 エドワード1時代に、方形の教会(Chapel)が外側に追加された。これはコンウォールの建築の伝統によるものとされる。
 エドワード3世の王太子(Black-Prince)が、1337年にコンウォール公となり、内部も改装された。1354年夏には王太子が訪問している。1362年にはクリスマスから4月までの長期にわたり滞在した。当時は300頭の鹿がた記録が残っている。

 当時の城は、壁に絵が描いてある程度で十分な内装家具類はなく、王子はベッド、カーペット、机にまくらまで一切を持って移動していた。

 王家の城として、1846年にはヴィクトリア(Victoria)女王がヨットで訪問。1865年にはエドワード7世が王子時代に訪問している。現在でもコンウォール公の所有の城である。
 完全な円形で、直径は38mある。住むのに十分とは言えないが、空間は確保されている。

関連URL

 

RESTORMEL CASTLE (English Heritage)

http://www.english-heritage.org.uk/daysout/properties/restormel-castle/

教師用資料

http://www.english-heritage.org.uk/publications/restormel-castle-teachers-kit/restormeltk.pdf

 

Restormel Castle, Cornwall (Britain's Premier Independent Heritage Website) 

http://www.theheritagetrail.co.uk/castles/restormel%20castle.htm