England    Scotland     Wales    A to Z

 

Glenbuchat 城

平面図
平面図
 ドン(Don)川に沿って、1590年にジョン・ゴードン(John Gordon)がヘレンカーネギー(Helen Carnegie)との結婚に際して建設。ゴードン家の所有だったが、1738年にファイフ(Fife)伯のブラコ(Braco)卿に売却された。

 城はスコットランドの16世紀後半の典型的なタワーハウス(Tower-house)で、Z字型の建設方式。
タワーハウスとは、スコットランド地方に良くみられる屋敷の形態で、城と同じ意味で使われることが多い。
スコットランドのタワーハウスには、母屋の前の建屋(Forebuilding)が無いのが特徴。片蓋柱(Pilaster)も見られない。
 スコットランド人は、屋敷を横に展開するより、上に積み上げる方を好んだ。①建設費の面で安くつく。②遠くからも見えることで、威厳を示せる。③従ってプライドを満足させられる。の3点から選ばれたと言われる。
 Z字型の建築様式とは、城の建設上のプランの一種で、設計図を基に例えばZ字型L字型の城などと表現する。

 Z字型の建築様式は、スコットランドとイングランドの国境地帯に良くみられる城の形態。中央に頑丈な四角い塔の母屋り、その両脇に左右対称となる位置に別棟を建てて接続させ、お互いの建屋の強度を補完し合う。一方を居住建屋として使用することで、居住空間が増加し、安全性が強化される。他方は倉庫や馬屋などに使用する。

 この変形で、建屋を対称の位置に配置せず、同じ側に設置したのが、C字型の城。そのうち別棟が1箇所の場合がL字の城になる。
 その後の増築改築で、現状からは当初の設計が不明となっている場合も多い。L字型の城は日本の岩手県で見られる南部の「曲がり屋」のような形となる。L字型の城は、特に14世紀後半に流行った。更にL字型の城が二つ対称的に接続し、居住空間を増加させるとともに、安全性を強化したのが、U字型の城となる。例は、ボーズウィック(Borthwick城。

 

Glenbuchat 城 近くの町:

  南東に27kmの ランファナン (Lunphanan) 情報

 

 

関連URL

 

Glenbuchat Castle (Undiscovered Scotland: The Ultimate Online Guide)

http://www.undiscoveredscotland.co.uk/strathdon/glenbuchatcastle/

 

Castles of Scotland - Glenbuchat Castle (Castle Travel Guide)

http://www.castlestories.net/Scotland/Aberdeenshire/Glenbuchat-Castle.html

 

Glenbuchat Castle - illustrated reconstruction (Bob Marshall Illustration & Multimedia)

イラストで往時の城を再現

http://www.bobmarshall.co.uk/illustrations.asp?pID=148

 

Glenbuchat Castle Accommodation Information (Britain Express)

http://www.britainexpress.com/attractions.htm?attraction=1387#tabs-5