Castle Rising 城

　サッセクス（Sussex)伯のウィリアム・ダルビニ（William D’Albini）が1139年に建設した。ウィリアムはヘンリー1世の未亡人と結婚し、その未亡人がこの城に住んでいた。当家は1243年に継承者なく断絶。

　エドワード3世は母親のイザベラ（Queen Isabella）をこの城に幽閉した。イザベラは1358年死去。その後エドワード黒太子の所有となる。その後はコーンウォール(Cornwall）公の所有となる。エリザベス(Elizabeth）女王の時代に廃墟となった。

　城は高く盛り土された、輪状の土手の中に存在し、周囲から城を見ることができない。

　矩形の城で4階建ての天守（Keep)は高さより長さが有り、広間型天守（Hall-Keep)形式の典型である。

　正面には前室（Forebuilding)が在り、入口が判りにくくなっており、その脇の教会は列柱が見事に残っている。側面には片蓋柱（Pilaster)が並び、現在では破壊されているが、最上階には胸壁（Battlement)が施されていた。　　

　城内は円形天井（Vault)で造られ、通路は片側のみで一周することはできない。

taupinb さんが 2008/08/15 にアップロードした動画

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