Abergavenny 城

ウスク（Usk）川の高台にノルマン征服王の指示でモットアンドベイリー（Motte and Bailey)様式の城が築かれた。

　1175年に初代ヘレフォード（Hereford)伯がウェールズの豪族に殺害され、義兄のブランバー（Bramber)卿で、アバガヴァニー（Abergavenny)卿のウィリアム・デ・ブローズ（William de Braose)が報復をしている。

　ウェールズの豪族との間で紛争が絶えず、城はイングランドとウェールズの豪族間で争奪戦が繰り広げられた。14世紀には城が強化されて、ゲイトハウス（Gatehouse)は石造化されている。

　15世紀初期のオウエン・グレンダウアー（Owain Glyndwr)の反乱時にはアバガヴァニーの街は略奪されたが、城は破壊を免れた。

　内乱（Civil War)時代に城は破壊され、現在では城壁とゲイトハウスと4階建ての塔の一部が残っている。