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Craigievor 城

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 ウィリアムフォーブス(William Forbes)が1610年、モーティマー(Mortimer)家から土地と建屋を購入し、1626年に完成させた。L字プランの城。スコッチバロック(Scottish-Baronical)様式の典型的な城で、このような形式の城は17世紀が最後となるため、古い時代の新しい形式の城と言える。

  ウィリアムフォーブスはダンチッヒウィーリー(Danzig-Willy)と呼ばれた商人で、バルチック海での商売で富をなした。子孫は、新しい男爵位を受けている。

 

 4階には、ジェイムズ6世(James VI)と王妃を招待する予定で王妃の間(Queen’s Room)を設定したが、王様御一行訪問されなかった。

 窓が一列に設定されていないために、建屋の階数が外からは推測しにくく、6階建の城と表記されているのもあるが、正しくは7階建て。

 1963年まで一族が生活していたが、今はナショナルトラストの管理下に置かれている。
 城の外観は淡いピンク色で覆われており、尖塔(Turret)には円錐形の屋根が載り、スコットランドで一番美しい城と言われる。

Lunphanan

 

 

ランファナン (Lunphanan) 情報

 ランファナン (Lunphanan) は、クレイギーバー (Craigievar)城から南に8kmほど行ったところにある小さな町。ここは、マクベス (Macbeth)王が戦死したところである。

 マクベス (Macbeth)はシェイクスピアの劇では冷淡な王位簒奪者として描かれているが、実際のマクベス王は非常に有能なスコットランド王で、国民からも敬愛されていた。遥かローマにまで巡礼にも出かけている。

 そのマクベス王が先王の子息のマルカムカンモー (Malcolm Canmore)と戦って戦死した場所に、マクベス広場と名付けられた小さなロータリーがある。

 町には雑貨屋の他にはほとんど何もなく、わざわざマクベスが戦死した場所を見に来る酔狂な旅人はいないようだ。

 
 

周辺の情報:

 60km程北西に向かうと、スペイサイド(Speyside)と呼ばれる、ウイスキーの醸造所が並ぶ地方に到着する。日本でもお馴染みのウイスキーの名前が並んでいる。

 工場見学をした後は、試飲もできる。

 

ホテル:

 マクベスホテル。ご覧の通りのかわいいホテル。このホテルに宿泊する旅人はどのような方なのかと思いを巡らして見ていた。

現在、このホテルは廃業したようだ。

以下のGoogleストリートビューで見ると、看板がなくなっている。


View Larger Map  ひさしぶりに来たのだから、近くを歩き回ってみよう。

 

 

近くの城:

 北西に25kmの キルドラミー (Kildrummy)城、北西に27kmの グレンバチャット (Glenbuchat)城、南東に20kmの クラシーズ (Crathis)城

 

 

Craigievar 城 関連URL

 

Craigievar Castle (Undiscovered Scotland: The Ultimate Online Guide)

http://www.undiscoveredscotland.co.uk/alford/craigievar/index.html

 

Craigievar Castle (The National Trust for Scotland)

http://www.nts.org.uk/Property/Craigievar-Castle/#

 

Craigievar Castle Accommodation Information (Britain Express)

http://www.britainexpress.com/attractions.htm?attraction=1200#tabs-5